成年後見をすると費用がかかります。
主な費用は、成年後見を家庭裁判所に申し立てする際の実費、申し立てを専門家に依頼した場合の報酬、成年後見が始まったあとの後見人の報酬の3つです。
成年後見を家庭裁判所に申し立てする際の実費
申し立て手数料 800円
裁判所からの連絡用切手、後見登記手数料等 1万円程度
申し立てを専門家に依頼した場合の報酬
事務所によって異なりますが10−20万円程度
後見人の報酬
法定後見の場合、本人の財産、生活状況等により裁判所が決定します。
概ね2−5万円程度です。
後見人が裁判所に対して多くの場合年に1回報酬付与の申し立てをして報酬を後見人が受け取ります。
家族が後見人の場合などを報酬付与の申し立てをせずに無償のことも多いです。
任意後見の場合、本人が判断能力があるうちに後見人と任意後見契約を締結し、その契約で決定します。